徴候と診断海外出張中に風邪のような症状から突然の大量下血があり、帰国後潰瘍性大腸炎の診断を受けた |
インタビュー01診断時:49歳 インタビュー時:59歳(2010年8月)
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一般的には、潰瘍性大腸炎の場合、最初は下痢が続いたり、若干の出血が見られたりというところから始まるケースが多いのですが、私の場合はちょっと特殊でして、ヨーロッパに仕事で出張に行っている時に具合が悪くなりました。最初は風邪のような症状だったのですが、普段の風邪とはちょっと違うなとは感じていました。ちょっと熱があったり気分が悪かったのですが、お腹は痛くなかったと思います。だんだん具合が悪くなって、我慢が出来なくなり、たしかスイスのホテルだったと思いますが、ホテルドクターに診てもらいました。そこで薬を投与されたのですが、その日はだいぶ気分がよくなったのですが、翌日突然の大量下血がありまして、それで発病したということです。勿論その時は何の病気かわからなかったのですが、そのまま3日ほど出張を続けて帰国してすぐに家の近くの総合病院に行きました。すると即、入院ということになり2-3日色々な検査をした結果潰瘍性大腸炎という診断が下されました。ですから、私の場合は大量下血で発病して、即入院、即診断という珍しいケースだと思います。 |
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